2025年5月福島県いわき市にあるワンダーファームにて、情熱クラブシンポジウムを開催しました。
災害や有事に見舞われた際の避難所設営を想定して、テント設営や炊き出し訓練を行いました。
テント設営
悪天候の中での、設営、解体訓練になりました。
設営後も、強風でテントが煽られて、柱がギシギシ音を立てていましたが、柱が倒れないようにメンバーで支え合いました。
被災地でも悪天候で建てることが予想されますので、より実践に向けての訓練となりました。
講師にシンガーソングキャスターのsayaさんをお招きしました。
皇統について教えていただき、女性天皇と女系天皇の違いを知りました。
君が代の詩の意味を教えていただき、sayaさんと情熱クラブのみんなで日本の国歌である君が代を合唱しました。
国民が正しい知識を得た上で日本の将来について議論・意見をすることの大切さを伝えていただきました。
インクルーシブ防災講習
インクルーシブ防災とは簡単に言うと、障がい者や高齢者を含む、あらゆる人を取り残さない防災という考え方です。発達障がいについて講義をしていただき、さまざまな特性があることに驚かされ寄り添うことの大切さを学びました。
介護福祉士のメンバーからは横になっている人の起こし方について講義をしていただき、てこの原理で簡単に起こすことができるのだと学びました。
音楽部
今回のシンポジウムのテーマ曲『This Is ME 』を参加が叶わなかったメンバーの想いも乗せて、キャンプファイヤーを囲み大合唱。
仲間との絆を再確認できました。
原子力防災の講義では、福井大学附属国際原子力工学研究所 安田仲宏先生を招き行われました。
放射線は見えないけれども測れる!正しく理解すれば恐れる事はないと言うこと。
普段を知らなければ異常に気づく事ができないので、まずは自分の地域の防災計画を知る事から始めようと思いました。
先生の活動のゴールはという質問に対して、「『文化』になるまでがゴール」と言っていたのがとても印象的でした。
情熱クラブ発足から間もなく5年。
民間防衛と教育を軸に、人を助ける側になれる人材育成に重きを置き、活動家としてひとりひとりが行動あるのみ。
今後も高い意識と志をもって、活動して参ります。
心よく会場を提供頂いたワンダーファーム様に厚く御礼申し上げます。