2024年6月24日から27日、情熱クラブ一般社団法人の海外支援チームで、バリ島の孤児院を視察しました。
この訪問の目的は、孤児院の子供たちと交流し、施設の状況や運営について理解を深めることです。
訪問のきっかけは、海外支援チームのメンバーがバリ島で孤児院を運営していることと、現地の孤児院の現状を知ることで、具体的な支援策を把握する事ができるのではないかと考えたからです。
今回はヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教の孤児院を訪問しました。
それぞれの宗教による雰囲気や文化の違いを体感し、こんなにも違うものかととても驚きました。
ヒンドゥー教の孤児院では、畑で野菜を育てたり、アヒル・ヤギの飼育、魚の養殖をして自給自足の生活を送っており、また育てたものを市場で売って生活費に充てているそうです。
施設見学の後、子供たちと一緒に食事をし、子供達がバリ島の伝統的な踊りや日本の歌を歌ってくれました。
目を輝かせながら将来の夢を語る姿は非常に印象的でした。
訪問を通じて、孤児院が抱える課題を直接目にし、話を聞くことで、支援の必要性を強く感じました。
支援が少ない時は、節約のため食べ物を少しづつ食べたり、同じ衣服を洗濯せずに着続けている子供たちも多いようです。
また、バリ島では大学を卒業しないと職が見つかりにくい現状があり、孤児院を出た後の進学支援も必要だと感じました。
地域社会や国際的な支援を受けながら、持続可能な運営を目指すことが重要なのだと感じました。
今後も定期的に訪れてできる事をやっていき、子供たちが安心して過ごせる環境づくりや子供たちの未来に貢献していきたいと考えています。
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