2025年4月20日、山梨県にて開催された「第35回 チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」にボランティアとして参加しました。
給水・給食ボランティア:17名
キッチンカー:5名
このイベントは、株式会社ランナーズ・ウェルネス様が企画運営するマラソンイベントで、山梨県の山中湖・河口湖・精進湖・西湖・本栖湖の五湖を巡る、富士山と桜の自然美を感じながら走ることができるウルトラマラソンです。

株式会社ランナーズ・ウェルネス様には、昨年の『湘南国際マラソン』でもお世話になり、長年積み上げられてきた活動を学ぶ機会として今回もボランティアに参加させていただけることになりました。
今回担当させていただいたのは、第1関門である「山中湖交流プラザ きらら」と第3関門である「足和田出張所(河口湖町足和田地区公民館)」、スタート・フィニッシュ地点である「富士北麓公園」で、給水・給食とキッチンカーによる配食、誘導を行いました。

第1関門である「山中湖交流プラザ きらら」では、トップランナーが通過する朝5時20分頃には万全の準備で迎えられるよう、朝4時20分から準備を開始しました。
空もまだ暗い中、明かりを灯し、テントを広げるところから始まります。
日頃のテント設営訓練の成果を発揮し、息を合わせてスムーズに準備を進めることができました。

そしていざ、給水タンクへ水を貯める作業に入った際に、緊急事態が!
予定していた給水ポイントから水が出なかったのです!
その場にいたメンバーで臨機応変に対応し、遠くの水道を探しに向かったり、別の給水所へ車を走らせ、なんとかトップランナーへの給水に間に合わせることができました。
その後も、限られた人員で
「ランナーの皆さんに気持ち良く通過してもらうためにはどうしたら良いか」
を考えながら、給水や給食、フルーツのカット、ランナーの誘導等を行いました。
それぞれが、その時自分にできる最適な行動を考え、困難を仲間と乗り越える経験をすることができました。

第3関門である「足和田出張所(河口湖町足和田地区公民館)」では、情熱キッチンカーが出店し、「だし茶漬け」の提供を行いました。
「能登復興応援プロジェクト」の一環として、情熱クラブ北陸メンバー協力の下、能登の下記食材を使用したお茶漬けを提供しました。
・能登のお米
・カワハギの一夜干し
・不室屋の飾り麩
・あおさ
・のどぐろふりかけ

また、情熱クラブ一般社団法人に協賛いただいている、株式会社ウィルビー様の「やすまるだし」も使わせていただきました。
ランナーの皆さんが
「おいしい!」「しみる〜!!」
と言ってくださり、私たちも元気をもらえました。
お茶漬けはとても人気で、予定していた300食は1時間程でなくなり、お出汁のみの提供も含め、計400食があっという間に終わってしまいました。
次回以降は後半のランナーさんにも届けられるように準備していきたいです。

提供終了後は、フィニッシュ地点のボランティアお手伝いへと向かいました。
フィニッシュ後のランナーさんに向けた、温かい飲み物の提供やごみの分別案内、帰宅される方への駐車場案内、惜しくもリタイアされた方へのサポートなど、様々な経験をさせていただきました。
今回のボランティア活動を通して、ランナーさんやボランティアの皆さん、応援されている地域の方々と交流することができました。
また、株式会社ランナーズ・ウェルネス様には、第1関門の準備から運営、片付けまですべてをお任せいただきました。
ひとつの給水所を運営するという責任感や緊急事態に臨機応変に対応すること等、大きな経験を積むことができました。
私たち情熱クラブ一般社団法人は、今後もスポーツの活性化と地域課題解決を目指し、仲間とともに活動を続けていきます。

コメント