8月10日~12日、茨城県高萩市で行われた情熱4周年。
この中で、音楽療法士 室朋美さんに音楽療法体験の講義を行っていただきました。
講義を受けたのは、情熱クラブの音楽部、ゴスペル部のメンバー。
室さんは茨城県鉾田市で多世代交流カフェ「ぱれっとらいふ」を営んでいます。
カフェ店内はスロープがあり、車いすも完備。
バリアフリーカフェとして、年齢や健康状態にかかわらず誰もが集える地域交流の場になっています。
カフェでは、一年を通して様々な企画も行われています。
■当日の講義内容■
・自己紹介
・音楽療法とは
・災害支援の音楽療法
・音楽療法のプチ体験
「幸せなら手をたたこう」(手足の動きつき)
「花は咲く」(手話つき、楽器トーンチャイムを使って)
「365日の紙飛行機」(歌いながら折り紙で紙飛行機を折り、最後に一斉に飛ばす)
この講義を通して、歌を歌うことが健康につながるということ、自然と会話が生まれ、隣の人と笑い、元気がでるということを再確認しました。
また、音楽療法は地域で長く過ごすための介護予防や子どもの発達支援にもなると知りました。
今、私は体の不自由を感じませんが、障害がある方にとっては、できない→できる喜びに繋がるかもしれません。
体の動きや楽器の音色が加わると、より効果も倍増すると感じます。
【音楽のちから】に助けられた経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
音楽のちからがもたらす空間を体験し学んだことを、我々も子育てや家族の介護、災害現場で生かして行きたいと思います。
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