2025年3月29日、愛知県小牧市の小牧児童館で開催された、つながる防災プロジェクト『防災マルシェ』にて、炊き出しによる子ども食堂を担当しました。

「つながる防災プロジェクト」とは、児童館を軸に地域が一体となって取り組む、災害時の「要配慮者」を含めた防災・減災活動です。
今回の『防災マルシェ』も、地域全体で災害への理解を深め、協力して備えることを目的に開催されました。
私たちは、災害時にも役立つポリ袋調理による「防災食」づくりの体験を提供。
能登復興支援の想いを込め、能登産の豚肉と蓮根を使用したカレーを100食分振る舞い、参加者にはポリ袋に食材を詰めるところから調理までを体験していただきました。
「美味しい!」「防災食のイメージが変わった」
といった嬉しい声もたくさん寄せられました。






また、学校の長期休暇中、家庭の事情で食事が不規則になりがちな子どもたちにとって、「子ども食堂がとても助かる」という声もいただき、私たちにとっても心に残る時間となりました。
当日は、防災笛の配布と使用方法のレクチャーも行い、非常時に「声を届ける手段」の大切さについてもお伝えしました。

さらに、学生ボランティアの皆さんが炊き出しに協力してくださり、現場はより一層活気にあふれ、
「また参加したい!」
という声も多く聞かれ、嬉しさと頼もしさを感じています。
防災を“自分ごと”として体験し、食を通じて学び、地域とつながる――
そんなかけがえのない時間でした。
今後も、地域の中で一人ひとりが誰かの力になれるよう、地域との連携を大切にしながら、防災意識を高める活動を続けてまいります。

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