令和6年8月12日(祝月)、情熱クラブ4周年のイベントの場を活用し、清田泰寛氏をお招きして、情熱クラブメンバーに対テロ講習を行いました。

清田氏は陸上自衛隊の幹部自衛官としてモザンビークPKO、イラク復興支援活動等に従事した後、陸上自衛隊を退官(最終階級2等陸佐)。その後、セキュリティコンサルタントしてアフガニスタンにおいて活動、「民間防衛2030」等の著書を執筆する等、公的機関・民間企業などにおいてテロ対策等のコンサルタントに携わっていらっしゃいます。
講習会では、まず座学により「テロとは何か」という概念的な事項、国際テロリズムのすう勢、テロの手口等についての知識を学びました。

その後、実習として脅威から間合いを取るため「伏せる」「逃げる」「隠れる」及び「ほふく」について、インストラクターからのデモンストレーションの後に全員で体験しました。


①爆発音に反応し速やかに、かつ足を傷めないよう「伏せる」。

②静かになったら、周囲の安全を低い姿勢で確認した後、低い姿勢で「逃げる」。

③状況的に走って逃げられない場合、さらに低い姿勢で逃げるため「ほふく」で離脱する。
以上の一連の動作を行いました。

最後に、「レストランでテロリストに襲われた」等、各種状況に対し状況判断をするケーススタディ及び質疑応答をもって講習会は終了しました。

我々日本人は、普段「テロ」とは無縁の生活を送っています。
しかしながら「ローンウルフ型」のテロも増加する中、ある日突然テロや無差別殺人に遭遇するかもしれません。
正しい知識・技能を身に着けることにより、「自らの身を守り」さらに「他人の手助け」も行える人になれるよう、引き続き学んでいきます。
最後ではありますが、講師である清田泰寛氏に対し感謝申し上げます。

情熱クラブでは、あらゆる脅威に対し適切に対処し得る人材育成を引き続き行っていきます。
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